イールドカーブ

イールドカーブとは利回りの曲線です。

償還期限の短い債券から、それの長い債券までを順番に並べ、その利回りをプロットした線です。

利回り曲線の利点は、それをひと目見れば信用市場の参加者が何を考えているのか。

その置かれた状況を大雑把に知ることができます。

利回り曲線が右肩上がりなら、市場参加者が金利上昇を期待していることを示します。

人々はどんなときに金利上昇を期待するかというと、景気が良くてインフレが大きくなると感じているときです。

これに対して利回りが右肩下がりになるときは近い将来、金利は下がるぞという予想を反映しています。つまり景気後退を予想しています。


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